歩行者及び自転車専用の標識を見落としていませんか?
ある生活道路を通行中での先輩と後輩の会話
ホントに近道なんすか?
大丈夫だ
なんか不安だな・・・
大丈夫だ
道幅が狭いっすよ?
近道は狭い道路が・・・定説だ!
人通りも多いっすよ?
近道は人通りが多いのが・・・定説だ!
定説、定説って・・・それってホントっすか?
いや・・・オレの持論だ!(汗)
おお!ここだ!ここだ!!
なんか先輩、急に元気になってんすけど・・・
そうっ!ここを直進すると大通りに出て取引先に到着だ!
先輩、実は生活道路に迷い込んで不安だったんじゃないっすか?
そ、そ、そ、そんなこと・・・あ、あ、あるわけが・・・な、な、なにを根拠に言ってんだ?!(汗)
先輩・・・おもいっきり動揺してるっすよ。
と、とにかく・・・だ!ここを直進だ!
え?
ここを直進すれば大通りに出られて取引先に着くんだよ!
いや・・・直進できません。
さて・・・
上記の場面で後輩は、なぜ「直進できない」と言ったのでしょうか。
ご覧の皆様は、お分かりになりましたね。
道路の左側に青丸の標識
「歩行者及び自転車専用」の標識が設置されています。
「歩行者及び自転車専用」の標識がある道路では、歩行者と普通自転車以外は通行することができません。
ですが・・・
例外として「とくに通行を認められた車」だけは歩行者や自転車に注意しながら徐行して通行することができます。
とくに通行を認められた車とは・・・
●警察署長の許可を受けて通行できる車
・沿道に車庫を持つ車
・身体障害者を輸送する車
・貨物の対象から除外される車など
●禁止の対象から除外される車
・緊急自動車
・郵便車
・清掃用の車など
なので・・・
先輩と後輩の自動車は「とくに通行を認められた車」ではないので「歩行者及び自転車専用」の標識がある道路を通行することができません。
禁止や規制された標識のように赤色で示されていると目立つのですが、青色の標識なので見落とすこともある標識です。
道に迷って生活道路など入り込んでしまった場合・・・
このような標識が設置されていても青色の標識なので気付かず通行してしまっていること・・・ございませんか?
生活道路では歩行者や自転車など交通弱者に注意して運転することは言うまでもありませんが・・・
「歩行者専用」や「歩行者及び自転車専用」などの標識も注意して見る運転をしていきましょう。
上記のように・・・
「歩行者及び自転車専用」の標識が両方に設置されており、「歩行者 自転車用道路」と補助標識で示されていると分かりやすいですね。
上記のような・・・
補助標識で時間が指定されている「歩行者及び自転車専用」の標識もあります。
普段・・・
何気なく通行している道路、小中学校や幼稚園付近、迷い込んでしまった道路など、生活道路で見落としているかもしれない「歩行者専用」や「歩行者及び自転車専用」の標識。
皆様が生活されている身近な道路でも「歩行者及び自転車専用」の標識が設置されているかもしれませんょ。
標識や標示を注意して見る運転をなさって下さいね。
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