運転中は一点だけをを見つめないで
右折待ちの際・・・
対向車を見つめてしまいがちになるので
以前「右折待ちで見つめないで」をご紹介しましたが・・・
右折待ち以外でも見つめていることありませんか?
「あるわ~、運転中に見つめてしまうこと・・・!」
「え?アカンやん!」
「そうやねん!」
「運転中に何を見つめてしまうの?」
「運転中に黄色の灯火信号を見て特価のタマゴ買うこと忘れててさぁ、戻ろうかなぁ・・・違う店で買おうかなぁ・・・でも高いしなぁ・・・って」
「う・・・ん?」
「運転してる時にドラマの挿入歌聴いててさぁ、あのドラマ最後はどうなるんやろ・・・あの二人は一緒になるんやろかぁ・・・って」
「え・・・?」
「クルマで買い物に行く途中に雨が降ってきて傘持ってきてないことに気がついてな、駐車場からお店までどうしよ~ビショビショになる~どうしよ~・・・って」
「・・・」
「それからな・・・」
「ちょっと待ちィ!」
「何よ?」
「さっきからアンタの話し聞いてたけど・・・アンタのそれって見つめてるのと違うやん!思いつめてるだけやん!」
「え?そうなん?」
「そう!アンタのソレは思いつめているだけ!」
「あ・・・そんな目でワタシを見つめないで!」
「見つめてない!睨んでるの!!」
- 直進中に直ぐ前のクルマだけを見つめている
- 対向車と行き違う時に対向車だけを見つめてしまう
- 近づいてくる自転車だけ見つめている
- 駐車車両を避けようと進路変更でサイドミラーだけを見つめている
- 駐車車両だけを見つめている
一点だけを見つめて運転、お心当たりはございませんか?
クルマの運転は見ることから始まるので見ることは非常に大切です。
が・・・
その一点だけを見つめていると・・・
直進中に前のクルマだけを見つめていると
いつの間にか車間距離が近く短くなっていたり・・・
赤信号を見落としていたり・・・
赤信号を見落としていたこと・・・ありませんか?
対向車と行き違う時対向車だけを見つめていると
対向車に近寄っていたり柵や電柱に近寄っていたり・・・
狭い道路だと分かっているのに
ハンドルを大きくきって柵や電柱に接触しそうになったこと・・・ありませんか?
近づいてくる自転車だけを見つめていると
いつの間にか自転車に近寄っていたり・・・
自転車と間隔を空けたいのに
なぜか自転車に近寄っていたこと・・・ありませんか?
駐車車両を避けようと進路変更でサイドミラーだけを見つめていると
駐車車両に近づき過ぎたり停止するのが遅れたり・・・
駐車車両を避けようとサイドミラーばかり見つめて
駐車車両に接触しそうになったこと・・・ありませんか?
駐車車両だけを見つめていると
駐車車両に近寄りすぎたり避けきれなかったり・・・
中央寄りに走行しようと思うのに
駐車車両に近寄って走行してしまったこと・・・ありませんか?
クルマの運転は様々なところから様々な情報を取り入れることによって、その道路環境や交通状況に応じた安全な運転行動につなげることができるわけですが・・・
一点だけを見つめて運転していると・・・
その見つめている箇所に近寄り過ぎたり、周囲が見えていないため対応が遅れたり見落としたりしてしまいます。
だから・・・
その一点だけを見つめることなく
目を忙しくキョロキョロと目配りさせて運転なさってくださいネ。
「今日の運転は目が疲れたぁ~」と感じたら・・・しっかり目配りができていたのではないでしょうか。
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